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プラットフォーム工法
 

木造枠組壁工法は19世紀に北米で生まれ、現在のプラットフォーム工法を主流としたツーバイフォーとして、アメリカなど北米でマイホームの基本的な構造として愛されています。日本では、プラットフォーム工法の前身であるバルーンフレーム工法で建てられた札幌の時計台(1876年)が有名ですが、大磯にある旧木下邸は、1913年に発行された『建築画報』6月号に写真が掲載されている建物と思われ、現存する国内最古のツーバイフォー住宅と言われています。

アメリカでツーバイが愛される理由の一つとして、増改築がし易い事があげられ、逆に日本では増改築が難しい!?の評判の方が、よく聞かれるのでは…

日本の気候風土に合わない?日本でも本当は、歴史があってその耐久性が実証されても尚、このようの情報は多いのが、現実ですが、現在の在来工法と呼ばれる主に行われる工法は、大断面の伝統の軸組工法とは違い1960年から発達した簡略化された工法で、歴史観や伝統などにはあまりこだわらず、機能や性能を元に本当に自分たちに合ったもの、出来れば貴重な森林資源を有効に、地球に優しい価値観を持って合理的に検討して頂く事も一つの選択ではないでしょうか。